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Sleep well

18.June -29.June 2014

at Art + Craft Gally Sanshitsu,Nishiogikubo,Tokyo

一日の終わりに誰もが営む「眠り」は私たちの疲れた体を癒し英気を養ってくれます。       


眠りの世界では私たちは無意識で、目を閉じて暗闇の中に沈んでゆくとまるで死後の自分を感じさせてくれるような時間にも変化します。

そんな眠りに落ちる前の意識が朦朧とした瞬間は「目に見えないなにか」と対峙できる時なのではないでしょうか?

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近年Fear(おそれ)をテーマに制作している私にとって、その「目に見えないなにか」は自分自身のおそれの感情であったり、おそれから脱し自分を許した抜け殻だったり、またはこの世界を黙って見下ろしているどこにも属さない客観的な「いきているもの」の存在などを感じることがあります。

しかしそれは曖昧で掴もうとしても、しっかり見ようとしても、するりと意識が遠のいて深い眠りに入ってしまうか、現実の世界に引き戻されてしまうのです。

それらとはっきり対峙できた時、自分の本当の魂に出会い、そこにはきっと愛が満ちているのだろうと考えます。または死へと誘われる瞬間であるのかもしれません。

辿り着いてみたい。そんな瞬間に出会い、経験し、表現したいと考えながら日々制作をつづけています。

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